もっともっと素晴らしい霊園と出会うために大切なのは、とにかくアクセス性と管理体制となります。
お墓を建てるスペースだけのチェックではなく、霊園全体の管理状況をくまなくチェックすることが重要です。 もしフリーで霊園見学をしますと、自動的に石材店を振り分けられてしまう原因にもなりますので、あまりオススメ出来ません。
最初に貴方が希望をしている地域の安心出来る石材店を選んでから霊園を見学するようにしましょう。民間霊園においてお墓を購入する場合につきましては、各石材店でその価格差がほとんどありません。
施工やアフターケアにおきましては、同様となっていませんのでご注意ください。
石材店は価格がほぼ同じとなっていますので、より安心することの出来る石材店を選ぶメリットが強くなります。
しかし中にはかなり高い料金設定をしてくる石材店も存在していますので注意をしてください。
より安心することの出来る石材店を選ぶメリットブログ:22 2 23
わたしは高校を卒業後、美容学校に行くために実家を出ました。
それからは実家に戻っていませんから、
すでに人生の半分以上を大阪駅で過ごしていることになります。
美容学校時代ゴールデンウィークや夏休みになるたびに、
帰省を楽しみにするクラスメイト達の心情を、
わしは複雑な思いで見ていました。
わしは実家に帰りたくなかったから…です。
しぶしぶ帰っても、故郷は何も変わらずにそこにありました。
ただ、家族が何か違っていました。
駅まで迎えに来てくれた弟は、
トンネルに入る前の料金所にいるおじさんに通行券をもらいながら
「どうもありがとう」と言いました。
昔は挨拶すら苦手なシャイな弟だったのに、
その言葉がとても自然だったこと。
夕方食で焼肉を食べに行ったら、
親父がみんなの分の肉を焼き始めました。
「昔は、こんなことする人じゃなかったのに」と、
わしは眺めているのに、継母や弟は
あたり前のように受け入れていること。
親父に対してグチを言わなかった継母が、
「一緒にでかけたりしてくれないから本当につまらないのよね」
とわしに笑いながら言った会話。
かつてなかったことが、あったのです。
ごく普通にあたり前のように…
親の離婚、その後の親父の再婚が受け入れられずに出た家ですが、
わしが出た後も長い年月を経て、
親父・継母・弟は、
家族というものを形成し直して来たのでしょう。
家族である姿がそこにはありました。
「わしがいると、この家はうまくいかない」
18歳のわしはそう思いましたが、
「家族になること」を嫌い避けてきたのは、わしだったのです。
わしは故郷と共に自分の存在を消してきたのです。